こんにちは、さとちです。
新築物件って綺麗で、場所によってはセキュリティも高いし、デメリットなんてあまり思い浮かばないですよね。
私もそう思っていました。
しか〜し、もしかするとちょっとした不備が隠れているかもしれません。
昨年(R3)10月に新築アパートに引っ越したさとち家が、実際にあった新築アパートの臭いトラブルについてお伝えしたいと思います。
洗面所から下水の臭い
内見の時は、ワクワクしていたせいか特に気にならなかったのですが(夏日で暑く、娘を抱っこしていたからという言い訳をしておきます)
住み始めて暫くすると、洗面所が臭うな〜と思うようになり、すぐに原因の特定をしました。
どうも洗濯物の汗臭い感じではないし、種類的には下水っぽい感じ。
鼻をあちこちに近づけ色々確認してみた結果、この時は洗濯機の排水溝が原因だと思っていました。
排水溝の排水トラップ(S字トラップやU字トラップ)に”封水”と呼ばれる水が溜まっていないと、下水の臭いが上がってきてしまう。封水は臭い以外にも、虫などが侵入するのを防ぐ役割がある。
封水が干からびて無くなる現象は、別荘などで普段なかなか家を使用しなかった場合に起きやすいものです。
水を流せばトラップに封水が溜まるので解決するのですが、我が家は住み始めて数日経過しており、もちろん洗濯機も何回か使用していたので、封水が無くなっている(臭いが上がってくる)ことは考えにくかったのです。
かなり鼻につく臭いだったため、不動産に連絡を入れました。
臭いトラブル原因は洗面台の排水パイプ
不動産に『洗面所で下水臭があり、恐らく洗濯機の排水溝が原因だと思うのですが…』と伝えました。
すると不動産屋さんは『いや、違うと思います。直せるかもしれないので今から伺っても良いですか?』と
すぐに来ていただけることになりました。
不動産屋さんは洗面所に入るなり、洗面台下の収納扉を開けました。
さらに収納内の下の板を外して確認するなり『あ〜やっぱり。排水パイプと床面の金具がずれて、そこから臭いが漏れています。』とのこと。
え〜そんなことあるの?と思いながら見ると、確かに排水パイプ辺りの金具がずれて隙間が開いている状態でした。
なんと原因は、排水パイプと床の接地面の金具ずれにより、隙間が開いていたことによる臭い漏れ。
(いやいや、そんなとこ誰も見ないし、そもそも板外せるなんて素人が分からんわ〜汗)
不動産屋さんの対応
不動産屋さんは慣れた手つきで金具をはめ直してくれ、接地面をテープでぐるぐるにし隙間を埋めてくれました。
するとびっくりするほど臭いがピタリとなくなったのです。
それはそれは感動でした。悩んでいた時間はなんだったのかと思うほどに…
不動産屋さんによると、たまにこのような問合せがあり、その場合はたいてい排水パイプと金具のずれが原因なんだそうです。
また、私と同じように洗濯機が原因だと考える人が多いとのこと。
そしてこれは施工不良だとおっしゃっていました。
新築物件の確認不足による施工不良が多いと思いますが、中古物件でも金具が劣化したり物がぶつかって金具がずれてしまうこともあり得ます。
不動産屋さんは一発で原因を突き止め、手早く直してすぐに帰って行きました。
あっという間の出来事すぎてあっぱれでした。
その後は臭いに悩まされることもなく、快適に過ごしています。
洗面所の下水臭は、まず洗面台下の排水パイプを疑え!
いかがでしたでしょうか。
新築物件で臭いのトラブルがある場合、もしかするとちょっとした施工不良が原因かもしれません。
そして素人では特定が難しい場所です。
自分であれやこれやする前に、早めに不動産屋さんに相談することをおすすめします。
それではまた。